こよみとは何か

 

 こよみ=カレンダー

 1日に年、月、週、日などの概念を与え、計画的に生活するための道具

 


 

こよみはなぜ生まれたか

 

 種をいつ蒔けばいいのか、冬への備えはいつから始めるのか、

 1年の季節の移り変わりを知ることは、人類が生きていく上でとても重要です。

 自然の持つ周期性を知り、将来を予測することが必要でした。

 

 周期

 1年が約365日なのは、地球が太陽の周りを約365日かけて一周するためです。

 地球が太陽の周りを回るにつれて、地球への太陽の光の当たり方が変わり、

 昼や夜の長さ、季節などが移り変わっていきます。

 そして、約365日経つと一周して、また同じように移り変わる。

 それが地球の周期です。

 


 

こよみの誕生

 

 今から約6000年前の古代エジプトでは、毎年夏になるとナイル川が溢れて洪水を起こしていました。

 そして、その頃になると太陽が上がる直前の東の空に、地上から見えるもっとも明るい星シリウスが輝くことに気が付きました。

 それをきっかけに古代エジプト人は星の観察を続け、星の見え方が約365日で一巡している事を知り、

 1年が365日のカレンダーを作ったと言われています。

 

 古代エジプト暦

 古代エジプト暦は、1年が12か月、各月30日、10日ごとの週で構成されています。

 それに、どの月にも属さない5日(神の祭日)を加えて365日とする太陽暦です。

 

 太陽暦

 太陽の動き=季節変化をもとに作られたこよみ

 


 

うるう年の誕生

 

 古代エジプト暦は、何年も経つうちに少しずつずれが生じてきました。

 地球が太陽の周りを一周するのはぴったり365日ではなく、正確には365.2422日であるためです。

 この問題を解決するため、古代エジプト人は4年に1回、1年を366日にする「うるう年」を作り、調節しました。

 

 

ユリウス暦の誕生

 

 今から約2000年前、ローマの英雄ユリウス・カエサルが、

 エジプトから持ち帰ったこよみをローマの公式なカレンダーとして採用しました。

 これにより広まったこよみを「ユリウス暦」といいます。